サブスクで東方の原曲を聴こう
こんにちは、九月も中旬に入り暑さもようやく和らいできた気がします。
以前東方ProjectのBGMのアレンジ曲がSpotifyやApple Musicなどの
音楽サブスクリプションサービスで解禁された際に
Apple Musicで聴けるアレンジ曲の中から私のお気に入りの曲を紹介させていただきました。
それからしばらく達先月、アレンジ曲ではなく実際にゲームで使用されている楽曲(いわゆる原曲)
についてもSpotifyやApple Musicで聴けるようになりました。
以前にも一部楽曲については上海アリス幻樂団として配信されていましたが、
現在は東方紅魔郷から最新作の東方虹龍洞まで(いわゆるWIN版)
の楽曲のサウンドトラックが配信されています。
これまでCDなどに収録されていなかった曲もサブスク限定で聞くことができます。
私はApple Musicユーザーなので今回は原曲のApple Musicで配信されている
アルバムのリンクを記事内に貼りつつ紹介させていただきたいと思います。
この記事では、東方Projectの中でもメインストリームとなる、
いわゆる整数タイトルのBGMのアルバムについて扱っています。
外伝的位置付けの小数点タイトルについては
機会があれば別記事で書いていこうと思います。
※曲の一部を試聴することはどなたでも可能ですが、曲を全て聞くにはサービス契約後のログインが必要です。
各アルバムの紹介
私は昔からの東方ファンというよりは
最近になってアレンジ曲から原作に興味を持ち始めた初心者です。
東方Projectのいわゆる原作の弾幕STGは新品でも2000円でお釣りが来てしまうので
数ある作品群の中からメインストリームである整数タイトルを一通り揃えてしまいました。
ゲームの腕前自体はまだまだ初心者の域を出ないイージーシューターです。
そんな私ですが、BGMについては一通り聞いているので今回はそれについて書いてみました。
原点にして頂点?東方紅魔郷
東方Project第6弾東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.
紅魔郷はプラットフォームをPC98からWindowsに移行した最初のタイトルです。
一般的に東方Projectというとこれ以降の作品をイメージする方が多いと思います。
紅魔郷のキャラクターやBGMは現在でも根強い人気です。
ただ、紅魔郷自体はゲームとして難易度高めなので、
原作を初めてやる場合最初に手を付けてしまうと進めなくなるかもしれません。
私は、「明治十七年の上海アリス」と「メイドと血の懐中時計」がお気に入りです。
個人的に神曲揃いと東方妖々夢。
東方Project第7弾東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossm.
こちらの作品は幽雅に咲かせ墨染の桜やネクロファンタジアなど
迫力のあるBGMが多い印象です。
個人的にこの作品は好きな曲ばかりでプレイ難易度も比較的優しいのでおすすめです。
楽曲に関しては5面以降の東方妖々夢→広有射怪鳥事→アルティメットトゥルース→幽雅に咲かせ、墨染の桜→ボーダーオブライフまでの流れが堪らなく好きです。
疾走感のある妖々跋扈や少女幻葬などExステージの曲も良いです。
ミステリアスで幻想的な永夜抄
東方Project第8弾東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
私は原作初プレイはこの作品です。
システムの完成度が高く初心者はステージクリアしやすく、
上級者はがっつりやり込める懐の深さが魅力の作品だと思います。
いわゆるWindows三部作の最後を締め括るにふさわしい作品であると思います。
舞台が夜の竹林ということもあり全体的にくらい雰囲気のでバックストーリーも重いこの作品ですが、
BGMはミステリアスな曲や幻想的な曲が多いです。
プレインエイジア、千年幻想郷、エクステンドアッシュ、好きな曲はキリがありませんね…
過去作品のリメイク曲が多く独特な雰囲気を放つ花映塚
東方Project第9弾東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.
この作品は、東方Projectの10周年を記念して作られた作品で、
一応整数タイトルですが、他のタイトルと異なり対戦型となっているのが特徴です。
登場キャラクターは過去の作品からの再登場も多く楽曲もそれらのアレンジが多いです。
整数タイトルの中では異彩を放つ存在ではありますが、通常とは違う別バージョンの曲が聞ける貴重な作品です。
もちろんフラワリングナイトや彼岸帰航行、六十年目の東方裁判などこの作品で初出の曲も魅力的です。
特に六十年目の東方裁判は最終ボスのテーマに相応しい迫力のある曲です。
東方のニュースタンダード?風神録
東方Project第10弾東方風神録 〜 Mountain of Faith.
この作品以降の整数タイトルはSteamなどのゲームソフト配信サービスでダウンロード版こ購入できます。
基本的なシステムも風神録をベースにしている感じなので、
初めて原作に触れるならおすすめの一本です。
秋の山と神社が舞台とあって全体的に和風であかるい印象の作品です。
神々の恋した幻想郷、信仰は儚き人間のために、などこの作品も名曲揃いです。
厄神様の通り道、運命のダークサイド、神さびた古戦場、ネイティブフェイスあたりもグサグサ刺さります。
ゲーム中の雰囲気では4面道中の滝を背景にフォールオブフォールが流れる演出が印象的です。
癖が強く印象的な地霊殿
東方Project第11弾東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.
この作品はゲーム自体の難易度も高いのですが、その分BGMのインパクトも強いです。
舞台は地底にある旧地獄。
1面、2面曲は暗くて薄暗い雰囲気の曲ですが、
3面から一転して明るくなり、終盤に向けて盛り上がっていく構成になっています。
旧地獄街道を行く、少女さとり、ハルトマンの妖怪少女、ラストリモートが好きです。
明るく軽快な曲の多い星蓮船
東方Project第12弾東方星蓮船 〜 Undefined Fantastic Object.
上記の風神録、地霊殿、そしてこの星蓮船をまとめて守矢三部作と呼ぶこともあるそうです。
地底を舞台として序盤、くらい印象のあった地霊殿とは対照的に明るく軽快な曲が多印象です。
ただし、ゲームとしては地霊殿以上に難易度が高いと感じました。
6面ボス聖白蓮のテーマ「感情の摩天楼」この曲は文字通りエモいですね。
私は普段エモいという表現は語彙力が足りないみたいで使いたくありませんが
この曲はあえてエモいという表現を使わせていただきます。
普段は抑えている感情を一気に剥き出しにしていくかのような気持ちの良さがあります。
さらっと癖のない印象の神霊廟
東方Project第13作目東方神霊廟 〜 Ten Desires.
前作、前々作が非常にむずかしかったためか、
ゲームとしての難易度を抑えられた印象の神霊廟。
その影響なのか、使用されているBGMもサラっと聴き心地の良い曲、
悪く言えば安全圏をでない無難な曲が多い印象です。
個人的には東方Projectの曲は、尖った印象の曲が好きなのでちょっと物足りない感じもします。
ただ、その分癖もないので聞いてて疲れないので作業BGMなどには良いかもしれません。
私はデザイアドライブと古きユアンシェンが好きです。
完成度の高い輝針城
東方Project第14弾東方輝針城 〜 Double Dealing Character.
プレイした感想は前作、神霊廟から二年振りの新作として発表された輝針城
神霊廟ではやや複雑になったゲームシステムを一新しシンプルな構成で
純粋にシューターとしての腕を試される作品という感じがしました。
使用されているBGMもどれもタイトルからして厨二病な感性に刺ささりますが、
実際に聞いてみるとさらにグサグサくる感じです。
私は特に幻想浄瑠璃、空に沈む輝針城、リバースイデオロギー、原子のビートを推します。
ゲーム難易度高すぎ!でもやっぱりBGMはいい紺珠伝
東方Project第15弾東方紺珠伝 〜 Legacy of Lunatic Kingdom.
この作品タイトルが紺珠伝(かんじゅでん)って読むのですけど、
最近までこんしゅでんだと思っていました。
東方Project20周年を記念した作品ですが、難易度高すぎて泣きました。
イージーモードがイージーになっていません。
ただ、やはりそれだけ気合を入れて作られた作品だけあってBGMも完成度高いです。
最近の東方のBGMって完成度高すぎてアレンジが難しいなんて話を聴きますが、
この作品のBGMは特にそう思います。音楽素人が何言ってるんだって話ですが。
その中で私が一番好きなのはうさぎは兎は舞い降りたですね。
四季が入り乱れる天空璋
東方Project第16弾東方天空璋 〜 Hidden Star in Four Seasons.
この作品は季節が暴走し、春夏秋冬が入り乱れてしまうストーリーなので
それぞれの季節感のある曲があります。
ゲームとしては前回の紺珠伝があまりにも難しく
ストーリも重かった反動か爽やかで軽快な雰囲気で難易度も低めです。
難易度が高い作品が出たあとに初心者でも遊びやすい作品が続くのは神霊廟の時と似たような流れですね。
この作品もゲームとしても癖なく遊びやすい反面、
使用されている曲も無難というかよく言えば聴き心地はいいけれど
もう少し尖っててもいいのかな?という感じもします。
BGMはゲームの雰囲気を左右する重要な要素だとは思いますが、
東方Projectに関しては。癖の少ない無難な作品ほど曲も無難な聴きやすい曲が多くなる印象です。
そう考えると妖々夢、永夜抄、風神録あたりのバランスの良さが光ります。
天空璋で私が好きな曲は山奥のエンカウンターと幻想のホワイトトラベラー、秘匿されたフォーシーズンズです。
癖はないが確かな聞き応えのある鬼形獣
東方Project第17弾東方鬼形獣 〜 Wily Beast and Weakest Creature.
この作品はゲームとしてのバランスがよくそれがBGMにも現れている印象でした。
ゲームパッドによっては、キーコンフィグ弄ると
正常に操作できないバグがあるので修正してほしいですが。
天空璋同様癖の強い曲はありませんが、力強くテンションの上がる曲が多いです。
個人的にはセラフィックチキン、セラミックスの杖刀人、エレクトリックヘリテージがお気に入りです。
バランスの良い最新作虹龍洞
東方Project第18弾東方東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers.
前作鬼形獣もバランスよく完成度の高い作品でしたが、この虹龍洞はさらに上を行きます。
この記事を書いている2021年9月16日現在の最新作です。
アビリティカードを装備して自機を強化して行けるので、
最初こそは強化ありきの難易度に苦戦するかもしれませんが、
プレイを重ねていくうちに強いカードも手に入るので、
相対的に難易度が下がっていく印象です。
初心者でも無理なく楽しめ、なおかつ上級者がガッツリやり込めるます。
この懐の深さは永夜抄に匹敵するものだと思います。
そんな虹龍洞ですがBGMも素晴らしいです。
前作、前々作とどちらかといえば無難というか、よく言えば聴き心地はいいけど
、インパクトの薄い曲が多かった印象でしたが、
虹龍洞の曲は、聴き心地がよくなおかつ迫力のある曲が多いです。
全体の流れとしては、3面までは虹が出た大空が色がる情景を連想させるゆったりとした曲、
4面以降はストーリーの佳境へ向けしまった曲で緊張感を高めていくような印象です。
虹龍洞についても好きな曲をていくとキリがありませんが、
前半では、妖異の通り雨、バンデットリィテクノロジー、
後半では星降る天魔の山、EXの龍王殺しのプリンセスが好きです。
まとめ
今回は、東方ProjectのBGMについてかきました。
プラットフォームをWindowsに移して再始動した2002年の東方紅魔郷
から最新作の虹龍洞まで19年と続く東方Projectですが、私はこの作品のBGMが好きです。
初期の作品のほうが尖っている曲が多く逆に最近の曲は洗練されていて完成度がたかい印象です。
まあ、あとの作品ほど完成度が高くなるのは当然ですが、どの年代も傾向というかとそれぞれ色があってどれも好きです。
東方Projectは二次創作についてガイドラインがキチンと設定されていますが、それだけ二次創作については寛大なコンテンツです。
同人誌やアレンジきょくなど幅広く展開されていますが、ぜひ原作をてにとってプレイしてみていただければと思います。
私はアレンジ曲から入りましたが、実際に原作をプレイしてみてやはり原作の原曲あってのアレンジだと感じました。
今回は以上になります、ありがとうございました。