MacBook AirをクラムシェルモードでデスクトップPCに
私のメインPCはAppleのMacBook Airですが、自宅では外部モニターやキーボードを繋いでデスクトップとして使っています。
今回は本体は閉じて、外部モニターのみを使うクラムシェルモードについて書きました。
クラムシェルモードとは?
MacBookに外部モニターを接続して、本体を閉じてデスクトップPCとして使うことモードです。
外部モニターをメインに本体をサブモニターとして使うこともありますが、
集中して作業するときはクラムシェルモードの方がいいときもあります。
クラムシェルモードのメリット
・メインの外部モニタに集中できる
私は外部モニタ1枚で作業することが多いです。
本体を開いて使っていると、そちらでTwitterなどを開いてしまい気が散ってしまうことがあります。
クラムシェルモードで本体を閉じてしまえばメインモニタに集中せざるを得なくなります。
Macの画面を分割して使うのに便利なアプリについてはこちら。
・本体を設置する場所の自由度が高い。
本体は閉じてしまうのでデスクの上に置く必要が無くなるのでデスクの上を広く使えます。
・見た目がスッキリする。
コレは上記の本体設置場所の自由度の高さと通じますが、本体を視界に映らない場所に置けるのでデスク周りをスッキリ出来ます。
クラムシェルモードのデメリット
・一度に表示できる絶対的な情報量は落ちる。
本体の画面を閉じてしまうので一度に表示できる画面は減ってしまいます。
こちらは外部モニタを増やすなどで解決出来ますがMacBookにかかる負荷が増えるので発熱などが気になるところです。
また、現行のM1チップ仕様のMacBookAir/MacBookProは外部モニタの追加は1枚までという制限があります。
この制限はドッキングステーション次第では解消できるのでいずれはやってみたいです。
・熱が籠る(本体の発熱が大きくなる)
外部モニタへの出力に加えたて、本体を閉じてしまうことで排熱性が損なわれ、短時間のしようでも直ぐに熱くなります。
対策が必要です。
M1チップモデルは発熱しにくいそうですが、対策はするに越したことはないでしょう。今回は発熱対策についても書いていきます。
2021/06/22現在M1チップ使用のMacBook Airに買い替えましたが、発熱こそは少なくなったものの熱を持つことに変わりはないので、
対策はするに越したことがなさそうです。
・touchIDが使えない。
MacBookAir/Proに搭載されている指紋認証昨日も本体が閉じたままでは使用できません。
クラムシェルモードで使うのに私が用意したもの。
外部モニタの接続については以前書いた記事と重複するので詳しくはこちらの記事をご覧頂ればと思います。
外部モニタ
私が使用しているモニタはHPの27fです。フルHD対応の27インチモニタとしてはリーズナブルな価格設定なので購入しました。
HP 27fを見る
ドッキングステーション(USBハブ)
【MacBook Air】USBハブを買い替えました。Anker PowerExpand+ 7-in-1【USBハブ】【ドッキングステーション】
MacBook AirはポートがUSBタイプCが2つだけで外部モニタと電源コードを差し込んでしまうとそれ以上の端子を接続することができません。
それではあまりにも使い勝手が悪いのでドッキングステーションでポートを増設しました。
私が使用いているのはCHOETECH HUB-14 USB3.0x2,USB-Cx2,4K HDMIx1,SDx1,MicroSDx1の7in1タイプです。
ドッキングステーションというよりはUSBハブという表現の方が的確かもしれません。
CHOETECH HUB-14を見る
外付けキーボード
外部モニターを接続するだけであればMacBook本体のキーボードが使えますが、クラムシェルモードは本体を閉じて使うので別途キーボードが必須になります。
今回用意したのはKeychron K1 ワイヤレス・メカニカルキーボード(テンキーレス)です。
こちらはMac向けの日本語配列のメカニカルキーボードです。
楽天やAmazonでは品薄ですぐには手に入らない状態だったので、「正規代理店のオンラインショップ」から購入しました。
本国からの輸入も考えましたが、「メーカー公式のオンラインショップ」でも売り切れでした。
このキーボードは有線、無線(Bluetooth)どちらでも使えます。対応OSもMac、iOS、Android、Windowsと幅広く使えます。
標準ではApple製品向けのキー配列ですが、付属のキーキャップに交換することでWindowsやAndroidでの使いやすくなっています。
スイッチも赤軸、茶軸、青軸とありますが、私は青軸にしました。
青軸は手応えが強く打鍵音も大きなのですが、私はタイピングで勢いよくキーを叩くので、このカチッとした手応えと打鍵音が気に入りました。
お好みのスイッチを選ぶといいと思います。
いわゆるゲーミングキーボードっていうんでしょうか電源を入れると虹色に光ります。笑
マウス
【Mac】Apple純正のMagic Mouse2はやはり使いやすかった。ロジクール ERGO M575 トラックボール
キーボード同様クラムシェルモードでは本体のトラックパッドが使えないため別途マウスまたはトラックパッドが必要になります。
私はApple純正のMagic Mouse2を購入しました。Mac向けのマウスは社外品でも高性能なものが出ています。
しかし、指先のジェスチャーでMission Controlを使って画面を切り替えることができる純正マウスが便利なのでこちらを選択しました。Apple製品全般的に言えることですが、外見も美しいです。
Magic Mouse2を見る
PCスタンド
私はMacBook Air本体をデスプレイが置いてあるデスクの隣のデスクに置いて作業するのですが、
クラムシェルモードでなくても外部モニタを接続して使用する際には普段より発熱が大きくなるので、
排熱効率アップのためにスタンドを使用しています。
PCスタンドを見る
卓上扇風機
PCスタンドで立てるだけでは冷却としては不十分なので卓上扇風機で積極的に風を当ててやります。
スタンドに立てかけた状態で背後の通気口に向かって風を当ててやると数時間使用してても本体はほとんど熱くなりません。
温度監視アプリで確認したところ、扇風機なしの場合一時間も使用すればバッテリー温度が40℃まで上昇しますが、
扇風機を使うと30〜35℃くらいで安定してそれ以上になることは今のところあまりありません。
現在はM1チップ使用のMacBook Airに買い替えたため、発熱自体は少なくなりましたが
やはりそれなりの発熱はあるので扇風機を使用しています。
夏場は部屋に冷房を入れるので心配ないかと思います。
Keynice USB 扇風機 卓上を見る
スピーカー/イヤホン
私が用意したモニタはスピーカーがないので外付けスピーカーやイヤホンをシーンによって使い分けています。
スピーカーはUEのBOOMというポータブルスピーカーを使用しています。
貰い物ですが、コンパクトで使いやすく音質もいいので気に入っています。
また防水仕様なのでお風呂場でも使えるみたいですが、私はお風呂で使ったことはないです。笑
私のは数年前の古いモデルです、現行だとBOOM3が出てます。
BOOM3を見る
イアホンについてはPowerbeats Proを使用しています。
Apple製品で使うイヤホンといえば純正のAirPods ProをはじめとするAirPodsシリーズが定番ですが、
PowerbeatsはApple傘下の企業Beats Electronics(ビーツ・エレクトロニクス)が製造するPowerbeats シリーズのフラッグシップです。
価格帯としましては、AirPods Proよりも通常モデルのAirPodsに近いですね。
耳掛けタイプなのでランニングや筋トレなどのワークアウトでも外れにくく、また稼働時間が長いといった特徴もあります。
Apple製品にピッタリな完全ワイヤレスイヤホン Power Beats Pro【Mac】【iPhone】【iPad】【iPod】【スポーツ向け】
ペンタブレット
これはペイントツールでイラストを描くときに使用するために購入したものです。
ブラウジングの際などトラックパッドの代わりのように使うこともできます。
とはいえトラックパッドほど使い勝手はよくないのでもっぱら絵を描くために使っています。
こちらはWacom Intuos Comic です。どうやらこちらは旧モデルになるようです。
中古で購入しましたが、今のところ問題なく使用できています。
Wacom Intuos Comicを見る
クラムシェルモードの使い方。
クラムシェルモードについては以前書いたMacBook AirをデスクトップPCして使う方法と基本的には一緒です。
最大の違いは本体を閉じずにサブ(またはメイン)ディスプレイとして使うか、閉じてしまいPC本体としての機能を使うかの違いです。
ただし、クラムシェルモードで使う際にはMacBook Air本体を電源に接続している必要があります。
本体を開いたまま使うか、閉じてしまうかは作業の内容などによってTPOで使い分けるといいでしょう。
まとめ
今回は、MacBook Airをクラムシェルモードで使用する際に揃えたものについて書いてみました。
MacBook をデスクトップとして使用する際の参考になれば幸いです。
以上になります。ありがとうございました。