メインスマホをiPhone SEからPixel6aに変更。
結論から言うと
「スマホはiPhoneでなければだめ。」
というこだわりがなければ。
iPhone SEとPixel6a
廉価版同士の比較であれば
Pixel6aがおすすめです。
私は最初に買ったスマフォが
iPhone5Sだったので
それ以降代々iPhoneを乗り継いできました。
メインPCがMacということもあり、
iCloudやAirDropなどでのデータの共有や
純正イヤホンのペアリングの切り替えなど
Apple製品同jしの互換性の高さが魅力です。
Macを使うならスマホは
iPhone以外ありえないと思っていました。
半月ほど使ってみた感想
普通の人が持つべき普通のスマホといった感想です。
私がこれまで使っていたiPhoneSE第2世代
(以下iPhoneSE2)はiPhone11と
同じA13Bionicチップを搭載しています。
iPhone SEは第3世代が発売されていて
ナンバリングモデルは現在14が発売されているので
3世代ほど前のチップを搭載していますが
それでも十分ハイエンド級の性能を誇ります。
※iPhone14シリーズはProのみA16Bionicで
無印は13と同じA15BionicのGPUを強化した
チップを採用しています。
そのiPhone SE2と比較してもPixel6aは
体感としてはストレスなく使用できています。
Google Pixelも最新型は、
Pixel7/7Proが
発売されているので、
旧型ベースの廉価版と
いう意味ではiPhone SEと
同じ立ちような立ち位置です。
iPhone SEは私が使用している
SE2の後継機であるSE3が
発売されていますが、
おそらく体感できる性能差は
ほとんどなさそうです
それほど近年のスマホは
熟成されてきています。
その僅かな性能差が気になる
ヘビーユーザーは最新の
14シリーズを買うと思います。
iPhone SE2とSE3、Pixel6aのスペック
下の表はiPhone SEの第2世代、第3世代、Pixel6aのスペックです。
iPhone SE2(第2世代) | iPhone SE(第3世代) | Pixel6a | |
ディスプレイ | 液晶ディスプレイ (4.7インチ) |
液晶ディスプレイ (4.7インチ) |
有機ELディスプレイ (6.1インチ) |
チップ | A13 Bionic | A15 Bionic | Google Tensor |
ストレージ | 64/128/256GB | 64/128/256GB | 128GB |
高さ | 138.4mm | 138.4mm | 152.2mm |
幅 | 67.3mm | 67.3mm | 71.8mm |
厚さ | 7.3mm | 7.3mm | 8.9mm |
重量 | 148g | 144g | 178g |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.2 |
防水防塵 | IP67 水深1メートルで30分の耐水性能 |
IP67 水深1メートルで30分の耐水性能 |
IP67 |
端子 | Lightning | Lightning | USB-C |
認証方法 | 指紋(Touch ID) | 指紋(Touch ID) | 画面内指紋認証 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 | 対応 |
5G | 非対応 | Sub 6 | Sub 6 |
アウトカメラ (画素数) |
広角:1200万画素 | 広角:1200万画素 | 超広角:1200万画素 広角:1220万画素 |
インカメラ (画素数) |
広角:F1.8 | 700万画素 | 800万画素 |
レンズF値 | 広角:F1.8 | 広角:F1.8 | 超広角:F2.2 広角:F1.7 |
デジタルズーム | 5倍 | 5倍 | 7倍 |
動画 | 1080p(最大60fps) 4K (最大60fps) |
1080p(最大60fps) 4K (最大60fps) |
1080p(最大60fps) 4K (最大60fps) |
Suica (FeliCa) |
対応 | 対応 | 対応 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
価格 | 64GBモデル:49,280円(税込) 128GBモデル:54,780円(税込) 256GBモデル:66,880円(税込) |
64GBモデル:62,800円(税込) 128GBモデル:69,800(税込) 256GBモデル:84,800円(税込) |
128GBモデル:53,900(税込) |
全体的なスペックの比較で言えば
iPhoneSEよりも安価なPixel6aに
軍配が上がります。
iPhoneSE3については
チップが進化したくらいで
SE2とほぼ同じものだと思って良いでしょう。
カメラのソフト面での進化もありますが、
カメラ性能にこだわるのであれば
そもそもSEを選ばないと思うのでここでは割愛します。
5Gも現状では対応していてもいなくても
体感できる違いはなさそうなので
気にしなくてもいいと思います。
また私のようにUber Eats の配達などで
ナビを頼りにあちこち走り回ることが多い場合、
4Gと5Gの切り替えが頻繁に行われる可能性があります。
これによりいわゆるパケ詰まりと言う現象が発生して
通信が遅くなる、途絶えるといったトラブルも考えられます。
現状私もUber Eatsでの稼働を考えPixelは
4G回線を優先して受信する設定にして
5Gが入らないようにしています。
iPhone SE、Pixel6aともに
ハイエンド級の頭脳を廉価版の
筐体に詰め込んだコスパ重視モデルといえます。
ハイエンドスマホはいらないけど
必要にして十分なスペックは確保したい
そんなニーズにぴったりです。
iPhoneSEに関しては
とにかく安いiPhoneというのが売りなので
コスパ自体はそんなに良くない気もします。
スマホのことよくわからないから
下手なものは選びたくないけど
最新のiPhoneは高い。
そんな人向けの
廉価版iPhoneです。
性能面では値段の安い
Pixel6aに部があるところを
iPhoneSEはブランド力でゴリ押ししてきます。
なぜPixel6aを購入したのか?
私が購入したPixel6aは以下の通りです。
フードデリバリーで使うならAndroidがいい。
私はUber Eats(ウーバーイーツ)の
配達パートナーとして報酬を得ていますが、
Android端末の方が使い勝手がいいのです。
配達アプリが全体的に
Android版の方が
UIが使いやすいです。
特に大きな違いは、iPhone版では、
商品名やお客さんからの注意書きが長い場合、
途中で途切れて最後まで読めないのです。
商品名に関してはまだ店員さんに
確認できるのでいいですが、
お客さんからの注意書きが
最後まで読めないのは致命的です。
これまでは、お客さんに連絡したり、
表示されている部分の内容だけでかが得たりして
なんとか配達を続けてきましたが、
それはあまりにも効率が悪いです。
初めてみよう!Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの始め方 登録方法 簡単解説
iPhoneSEに不満、かといって14は勿体無い。
iPhoneSEはこれまで普通に使う分には
特に不自由せずに使えていましたが
フードデリバリーで使うには最適解とはいえません。
以下iPhoneSEの不満点です
商品名や注意書きが最後まで読めない
これはiPhoneSEの問題というよりは
Uber Eats のiPhone版アプリの
仕様の問題ですが。
上でも書きましたが、
商品名やお客さんの注意書きが
長い場合に最後まで表示されないのです。
仕事をしていく上でこれは大きな欠点です、
お客さんに連絡したり表示されている
分の内容をヒントにすれば、
配達を完了することもできますが、
仕事の内容が正しく表示されない端末を
使うのは問題です。
電池の持ちが悪い
iPhoneSE2のバッテリー容量は1821mAhです。
最近のスマホは筐体自体も大きくバッテリーも
4000mAh以上は珍しくありません。
iPhoneは電池の効率が良いので容量の割には
電池が保つとも言われることもありますが
そもそもバッテリーが小さければ意味がないです。
バッテリーサイズに関しては
iPhone8という古いボディを
使い回している弊害ですね。
私はこれまでiPhoneSEに社外の
バッテリー内蔵ケースを取り付けて
使用していましたが、
この手のケースは中華の安物ばかりで
当たり外れも多く品質が安定しません。
かといって常に充電コードを繋いでおくのも
面倒なので大容量のバッテリーを積んだ
スマホが必要と判断しました。
しかし、iPhone13、14といった
新しいiPhoneはフードデリバリーで
酷使するには本体価格が高すぎて勿体無いです。
先に書いたiPhone版
配達アプリの仕様も含め
購入候補から外れました。
予算6万円以下でバッテリーの持ちが良いスマホが欲しい
iPhoneSEはバッテリーが小さすぎる
14などナンバリングモデルは高すぎる。
そもそもiPhone版配達アプリは使いにくい。
そうなると必然的に
Androidスマホが
候補になります。
AndroidはApple一社が販売する
iPhoneと違い、あらゆるメーカーから
さまざまなモデルが販売されています。
王道のGALAXYやXperiaは…
私はiPhoneしか使ってこなかったので
Androidについては詳しくありませんが
Androidの中でも有名どころの
サムスンのGALAXYシリーズや
ソニーのXperiaなどの
上位モデルはiPhone以上に高価、
かといってミドルグレードは正直
あまり魅力を感じませんでした…
せっかく有名どころのスマホを使うなら
上位グレードが欲しいという
オタク気質が出てしまいます…
激安な中華スマホは使いたくない…
正直なところUber Eats などのフードデリバリーの
配達用アプリやGoogleマップなどのナビアプリを
使用する程度であれば3万円程度の
中華スマホでも性能的には十分です。
出前館は早押し時代にはスマホの
処理性能が重要とのことで
iPhone13などのハイエンドスマホが
必要と言われていたこともありましたが
現在の配車方式ではそういった話は聞きません。
私は出前館は登録しているだけでほとんど
配達したことがないので詳しくないだけ
かもしれませんが。
出前館はともかくUber Eats ではそこまで
スマホ自体の性能は必要ないです。
とはいえ、仕事の道具で尚且つ
二年は使いたいと考えているので
あまり妥協してしまうと
安物買いの銭失いにもなりかねません。
行き着いた先がGoogle謹製iPhoneキラー
GALAXYやXperiaは嫌だ、
中華スマホは嫌だなどと
わがままを言っていたら
行き着いたのが
GoogleのPixelシリーズです。
PixelはAndroidの開発元である
Googleが製造販売する
スマートフォンです。
最新型はPixel7とその
上位版のPixel7Proですが
6aは一個前の6ベースの廉価版です。
搭載するチップはGoogle独自開発の
Tensor(テンサー)第一世代。
Pixel7に搭載される第二世代には
劣りますがハイエンドといって
差し支えのない処理性能を持ちます。
PixelシリーズはGoogleからの
iPhoneへの刺客とも言える存在ですが
日本ではあまり知名度がない印象です。
しかしこのTensorを搭載したPixel6以降の
モデルは完成度が高く、iPhoneより
安いのでコストパフォーマンスに優れています。
そんな理由もあっって今回は
Pixel6aの購入に至りました。
値段も53,900円(税込)と
良心的なのが
嬉しいです。
ちなみに私は、Googleストアのセールで
10000円ほど割引されているタイミングで
購入できたのでラッキーでした。
使用感はストレスフリーで問題なし
iPhoneSEからデータを移行し
すでに半月ほど使ってみましたが、
サクサク動くので特に不満はないです。
私のスマホの使い方はUber Eats の
配達アプリを立ち上げたり、
SNSやWebブラウザの閲覧程度です。
ゲームはしません、写真や動画の撮影も
撮っている内容がわかればいい程度なので
そこまでの性能は求めていません。
となるとハイエンドモデルに遜色のない
処理性能を持つPixel6aの動作面で
不満を持つ理由はありませんでした。
電池の持ちがいい
Pixel6aのバッテリー容量は
4410mAhとiPhoneSE2の
2倍以上の容量を誇ります。
iPhoneSE2は単体ではUber Eats で
2時間稼働すればもうバッテリーが
不安になってきます。
常にモバイルバッテリーに繋ぐか
バッテリー内蔵ケースから
電源を供給して使用していました。
Pixel6aは4時間ほど使っても半分ほど
残っているので安心して使えます。
私の場合、Uber Eats は昼間は
11時〜15時、夜は17時〜21時と
連続で4時間程度の稼働なので
15時から17時の2時間で
十分充電時間が確保できます。
丸一日稼働する場合には流石に
モバイルバッテリーなどが必要になりますが
充電回数が減らせるメリットは大きいです。
画面サイズが大きい
iPhoneSE2および現行の SE3は
iPhone8という古い機種のボディを
使い回しているので画面が4.7インチと
ボディサイズの割に小さいです。
全画面タイプのスマホが主流の現在において
このデザインはそろそろ無理がある気もします。
それに対してPixel6aの画面サイズは6.1インチと
現在のスマホの標準的なサイズです。
私はあまり手が大きくないので、大画面スマホを
持つことには少々抵抗がありましたが、
これくらいのサイズなら持て余すこともないです。
一度この画面サイズに慣れてしまうと
SEの4.7インチは辛いです。
ということでSEはブログやSNSなどに
投稿する写真や動画の撮影用のサブ機に
降格してもらうことに…
するつもりでいたんですが、
Pixelが思ったより使いやすく
ご機嫌でいたら
iPhoneSEを誤って地面に
落として割ってしまいました。
2年以上大事に使っていたのでショックです。
Pixelに続きiPad Airまで立て続けに
購入したばかりで金銭的に余裕がないので
しばらくはMacとAndroidというい
ちょっと特殊な組み合わせで
運用していくことになりそうです。
SEならすぐに買ってもいいけど
それだとつまらないんでできれば
12以降のモデルが欲しいのです。
Macとのデータ共有は今のところ不自由なし
iPhoneの場合はMacとのデータ共有は
iCloudやAirDropなどで簡単に行えますが
Androidではそれは使えません。
iCloud自体は、Androidでも使えないことは
ありませんがあまり使い勝手は良くなさそうです。
とはいえ、私の場合はブログを書く際や
YouTubeに投稿する際に画像や動画ファイルを
使いたいだけなので
Googleドライブに保存されている
Pixelで撮影したデータをダウンロードするだけなので
それほど不自由には感じていないです。
iPhoneのようなシームレスな連帯は行えませんが
ストレスを感じるほどの使いにくさは感じません。
普通の人が持つべき普通のスマートフォン
ここまでPixel6aの使用感について
書いてきましたが、普通の人が
普通に使う分にはこれでいいです。
普通とは何か?と言われれば人によるとは
思いますが、普通にネットができて
ブラウザやSNSがサクサク見れる。
動画の視聴も快適。
ゲームやカメラはガチ勢じゃないから
普通にできればいい。
そんな普通の使い方をする方であれば
このスマートフォンで不自由することは
ないと思います。
それでももう一台iPhoneが欲しい。
私自身Pixel6aそのものには
特に不満がありません、
むしろ費用対効果的に大満足です。
しかし、やはり私は
Macユーザーであると同時に
なんだかんだでApple信者です。
そして最近ではYouTubeに
動画投稿も行っています。
基本的に動画の撮影は
GoProで行っているのですが
スマホでも同時に撮影したい
シチュエーションがあったり、
静止画を撮るにはスマホの方が
都合が良かったりすることもあります。
そうなるとやはり
高性能なカメラを搭載した
スマホが欲しくなります。
そしてメインPCがMacなので
iPhone13などの高性能な
iPhoneが欲しくなります。
性能面で見れば、
SEでも十分だとは思います。
とはいえSE2から SE3への乗り換えや、
中古でSE2を探すというのは
あまり面白くありません。
現状だと新品で12か
ちょっと頑張って14Pro
場合によっては中古で
13Proを探そうかなと考えています。
ということで今回は以上になります。
ありがとうございました。