新しいキーボードを購入。
こんにちは、今回はメインキーボードとして
logicoolのMX MECHANICAL MINIを購入したので
それについて書いてみました。
このキーボードは発売されてから(2022年6月30日発売)
約二ヶ月と日が浅いですが、
Mac対応のロープロファイル
メカニカルキーボードということで
とても気になる存在でした。
MX MECHANICAL MINIを見る
テンキー付きのMX MECHANICALはこちら
keychron K1にちょっぴり不満が出てきた。
まずは、MX MECHANICAL MINIの
購入経緯についてお話します。
私がこれまでメインキーボードとして
使っていたキーボードは
キークロンのK1です。
Macので使用する場合、メディアキー(ファンクションキー)の
配列が純正のMagic Keyboardと同じなので使いやすいのが特徴です。
また、メカニカルキーボードながら
背の低いロープロファイル仕様なので
手がそれほど大きくない私でも
パームレストなしで快適につかえます。
Mac用配列のメカニカルキーボードで
なおかつロープロファイル仕様は
貴重な存在です。
keychron K1のスペック
私の所有するキークロンK1の
スペックは以下の通りです。
K1にはいくつか仕様がありますが
私が所有しているのはテンキーレッスで
RGBバックライトの青軸仕様です。
本体サイズ
- 縦 120mm
- 横 335mm
- 高さ 22mm
- 重量 650g
技術仕様
- 接続方法 BluetoothおよびUSB有線接続
- 電池 2000mAhリチウムポリマー
- バッテリ駆動時間
ライトオフ最大110時間
ライトオン最大38時間
システム要件(対応OS)
Windows/Android/Mac/iOS
keychron K1の不満点
キークロンK1はお気に入りのキーボードですが
いくつか不満点があります。
以前サブキーボードとして
紹介しましたが、改めて書いていきます。
キーボードとマウスを共有してMacとWindowsを快適に併用できるようにしてみた。 logicool マルチペアリング K380 M590
マルチペアリング非対応
私のメインPCはMacBook Airですが
サブにWindowsのPCも使用します。
しかし、このキーボードは
マルチペアリングに対応していないので
デバイスの切り替えが面倒です。
毎回Bluetoothの接続を
切り替える操作をするのが
面倒なのでMacではBluetooth
WindowsではUSB有線で使用しています。
有線⇔Bluetoothの切り替えは
本体のスイッチで切り替えが出来るので
それほど手間ではありませんが
出来ればマルチペアリング機能がほしいところです。
キートップの付け替えが面倒
このキーボードの一部キーには
Mac用とWindows用でそれぞれ
キートップが付属しています。
MacとWindowsで切り替える場合は
これを毎回付け替える必要があります。
この点については、
以前Macでデュアルキーボードを
実現するために使用した
Karabiner-Elementで
Windows用キーボードを使いやすいように
カスタマイズする方法もありますが
現在はKarabiner-Elementを
アンインストールしてしまったので
この方法は使えません。
適度な傾斜が欲しい
この点については既に慣れてしまっているので
最近はあまり気にならなくなりましたが
このキーボードは手前方向に傾斜が付いていないので
数字キーやファンクションキーなど
上の方にあるキーが若干遠く感じます。
キートップの隙間が大きく引っ掛かる
こちらも慣れてしまっているので
最近では余り気になりませんが
キートップ同士の隙間が大きいので
タイピングの際に
少々引っ掛かりを感じます。
私がロープロファイルのキーボードを
選ぶ理由の一つにキートップの薄さによる
指の移動のしやすさがあるので、
この点は少し気になります。
青軸はうるさい
これに関しては青軸仕様を選んだことが問題なので
このキーボードが悪いわけではありません。
静かな茶軸や赤軸を選べば問題ないです。
青軸のカッチリとした打鍵音と
クリッキーな打鍵感はとても気持ちがいいのですが
長時間使用すると、打鍵音が少々気になってきます。
(音楽を聴いていれば問題ないです。)
また、通話や録音などで、マイクを使う際にも
青軸の音の大きさは気になるところです。
最近ではキークロンK1にも
ホットスワップ対応モデルと言って
軸を交換できるタイプも出ているようですが
私の所有している個体は
それができないモデルです。
MX MECHANICAL MINI購入
キークロンK1の不満点を一通り書いたので
今度はMX MECHANICAL MINIの購入動機を書きます。
私が新しいキーボードを探す際に
設定した条件は以下の通りです。
ロープロファイルのメカニカル
キークロンK1を購入した最大の理由が
ロープロファイルのメカニカルキーボード
ということでした。
そのため新しく購入するキーボードも第一条件は
同じになります。
Macで使いやすいロープロファイルの
メカニカルキーボードはK1を買う時点では
選択肢がほとんどなかった気がします。
マルチペアリング対応
キークロンK1の大きな不満点の一つが
マルチペアリング非対応なので
ここの条件は外せません。
WindowsとMacで切り替えが容易
MacとWindowsの切り替えで毎回
キートップを付け替えるのは非常に面倒です。
キークロンK1の大きな不満点の二つ目です。
MX MECHANICAL MINIはMacとWindowsの両方の
印字がキートップにされているので
キートップを付け替える必要がありません。
適度に傾斜がある。
このキーボードは
手前方向に適度に傾斜がるので
ファンクションキーなど、上の方にある
キーも打ちやすいです。
また、背面に足がついているので
角度は二段に調節できます。
私はこの足を使わない角度の方が
使いやすい気がします。
2日間使ってみた感想。
MX MECHANICAL MINIを購入して
2日ほど使ってみたので
短期ではありますが気がついたことを
まとめます。
購入から一週間使ってみた感想は
MX MECHANICAL MINIのスペック
MX MECHANICAL MINIを仕様した
感想の前に一度MX MECHANICAL MINIの
スペックについても書いておきます。
本体サイズ
- 縦 131.55mm
- 横 312.60mm
- 高さ 26.10mm
- 重量 612g
技術仕様
- 接続方法 Bluetoothまたは
Logi Bolt(USBレシーバー)経由で
最大3台接続切り替え - 電池 1500mAhリチウムポリマー
- バッテリ駆動時間
ライトオフ最長10ヶ月
ライトオン最大15日 - オプションソフトウエア
Logi Options+でカスタマイズ可能
システム要件(対応OS)
Windows10,11以降
macOS 10.15以降
Linux
ChromeOS
ファームウエアのアップデート必須(Macは特に)
このキーボード、どうやら出荷状態では
ファームウエアの不具合がある様です。
Macで使用する場合、
英数・かなキーが無変換・変換キーとして
認識されてしまいます。
私のMacは当初、Karabiner-Elementがインストール
されていたので気が付きませんでした。
その後Karabiner-Elementsをアンインストールしたので
ファームウエアのアップデートを行いました。
アップデートにはLogi Options+という
カスタマイズツールを使います。
私が今まで使用していたLogicool製品は
前身のLogi Options(無印)対応製品だったので
今回新しく+の方もインストールしました。
現在Logi Options+の方ではまだ対応していない
ロジ製品も多いので、手持ちの製品の
組み合わせによっては無印と+の両方が必要になります。
ファームウエアの同封書類などにはそのことは一切書かれておらず
ロジクールの公式ページに警告が書いてある程度なので
知らないで買ったらいきなりここで躓くと思います。
ロジクール製品を熟知した上級者はともかく
PC初心者が店頭で一目惚れして買った場合は大変だと思います…。
新しいロットは出荷状態で修正版ファームウエア入れてほしいです。
Logi Options+による
ファームウエアのアップデート方法については
ロジクール MX MECHANICAL はMacでは使えない?Logi Options+によるファームウエアのアップデート
USBケーブルは充電用(有線接続はできない)
USBのAtoCケーブルが付属してきますが、
これはあくまで充電用です。
タイプCをキーボードに
タイプA側をPCに接続しても
有線キーボードとして認識されません。
有線で使えればなおよかったのですが
Bluetoothより安定した接続を望むので
あればUSBレシーバーが使えるのでそちらを使うしかないです。
右端のキーが誤爆しやすい
キークロンK1のテンキーレスモデルは
テンキー付きモデルのテンキーを
切り落としたキー配列なので気になりませんでしたが
MX Mechanical Miniはより
コンパクトにするため
矢印キーやPgUpといったキーを
右側に詰め込んだ配列になっています。
そのため私はエンターキーや矢印キーを
使用する際に間違えて「pg up」や「pg dn」キーに
触れてしまうことがあります。
私個人の感想としては
K1のテンキーレスのようにフルサイズモデルと
同じキー配列であればなお良かったです。
とはいえここは慣れでなんとかなりそうなので
しばらく気をつけて使いたいと思います。
マルチペアリングはやはり便利
MX MECHANICAL MINIは最大3台まで
ペアリングができます。
ファンクションキーの1〜3で切り替えが
できるので重宝します。
メインのMacBook Airを一番にBluetooth
サブのWindowsデスクトップを二番に
USBレシーバーで接続するように登録しました。
このUSBレシーバーはLogi Boltになるので
従来型のUnifyingとはレシーバーの
共有ができないので注意です。
左がUnifyingで右がLogi Bolt
MacとWindowsの切り替えがスムーズ。
キークロンのK1をはじめとするキークロンの
キーボードと違いキートップにMacとWindows
双方の印字がしてあります。
キートップの付け替えが必要ないのはとても助かります。
(キークロンも真似してほしい。)
適度な傾斜で打ちやすい。
MX MECHANICAL MINIは適度に
傾斜があるので打ちやすいです。
足を立てることでより角度がつけられますが
私はそのままの方が使いやすいです。
キークロンK1は慣れてしまったので
最近は気にしていませんでしたが、
やはりある程度、傾斜があると打ちやすいです。
メディアキーの操作は慣れが必要
キークロンのキーボードは
Macのメディアキー(ファンクションキー)を
そのまま使えるように設計されています。
それに対してMX MECHANICAL MINIは
あくまでMacでも使えるというだけなので
ファンクションキーは独自の設定になっています。
こちらも慣れるまでは少々気になりそうです。
Logi Option+でファンクションキーの設定は
変更できるので、カスタマイズは可能です。
キーの隙間がなく引っかかりはない。
キークロンK1と違いキートップの隙間が
小さいので指を移動するときに引っかかりがなく
よりスムーズにタイピングができそうです。
茶軸の程よいクリック感と打鍵音
今回購入したMX MECHANICAL MINIの
キースイッチは茶軸を選択しました。
バリエーションとしては青軸と赤軸も
用意されていますが、うるさい青軸は無しとして
赤軸と茶軸で迷いましたが、
ヨドバシカメラに実機が置いてあったので
実際に触ってみて茶軸に決めました。
茶軸は赤軸と青軸の中間的なスイッチなので
程よいクリック感と打鍵音です。
赤軸だとちょっと物足りないかな?
と思ったので今回はこちらにしました。
Keychron K1とのネガな部分が全て解決してしまった。
今回、購入したMX MECHANICAL MINIは
事前に仕様を調べてから購入しましたが、
この時点でキークロンK1で気になっていた部分を
全て解決できると思っていました。
実際に使用してみた感想としては
メーカーの違いからくる細かい仕様の違いに
慣れるのに少々時間が必要ですがそれは
大した問題ではありません。
それよりも、ネガな部分を
解決できたことの方が
はるかに大きいです。
今後はこのキーボードをメインに
がっつり使い倒したいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。