ホリデー車検とは?(通常料金34,300円〜)
ユーザー車検は安上がりだけど面倒臭かった
こんにちは、先日隼の車検を受けてきました。
ホリデー車検はサービス内容を最低限とすることで、
短時間で安く車検を完了できるサービスです。
全国のホリデー車検の看板を掲げている
民間車検場で受けることができます。
手厚いサービスをのぞむ方には向きませんが、
日常的に点検整備をしっかりとされていて、
車検費用は最低限に抑えておきたい方におすすめです。
陸運局が休みの土日でも車検が受けられるので、
平日に時間が取れない人でも受けられるのも魅力です。
また、書類の作成など煩わしい手続きも代行してもらえるので
車検証や納税証明、自賠責を用意するだけでいいので簡単です。
今回の記事はバイクでのホリデー車検を受けてみた上で
感想と手続きの方法を書いていますが、四輪でも内容はほぼ同じだと思います。
車検の時期が近づいているけれどなるべく費用は抑えたい、
でもユーザー車検は分かりにくいし平日は休みが取れない
整備はしてる!と言った方の参考になれば幸いです。
ユーザー車検は手続きが面倒
私の隼は新車で購入してからフルノーマルで乗っていて
走行距離も1万kmほどで普段の整備は自分で行っていて、
直すところもなさそうなので、ユーザー車検を検討していました。
しかしユーザー車検は自分で陸運局に出向き自分で
書類を書いたり、車検レーンを回ったりと
忙しい印象で、私にはちょっとハードルが高い気がしていました。
単純に面倒臭い。
ユーザー車検はしっかりと整備されている車両であれば
税金や手数料など最低限の出費で済みます。
しかし、検査に落ちて整備してから再検査を行ったり
煩わしい書類の作成などがあったり
こういった手続きが嫌いな私には億劫なものでした。
新車で買って初車検、特に直すところはない。
改造車や年季の入った古いバイクであれば、
専門の知識のあるバイク屋さんに預けて
全てお任せしたいところです。
整備代などの出費はかさみますが、
一番一般的で確実な方法です。
しかし、私の隼は走行距離も短く、
タイヤなどの消耗品も自分で交換していたので、
バイク屋さんにお願いするほどではないと思いました。
ホリデー車検の代金の内訳は以下の通りです。
・公的費用=税金など車検を受けるのに必要な費用
重量税 3,800円
自賠責保険 9,270円
印紙代 1,100円
小計14,170円
・車検費用=お店ごとの作業費用
基本料 5,280円
検査料 11,000円
事務手数料 3,850円
小計20,130円
公的費用+車検費用=34,300円
ユーザー車検では基本的に公的費用しかかかりませんが
ホリデー車検ではそれに加え車検費用がかかります。
ただし、作業内容が最低限なので、お安くなっています。
バイクは車検に通る状態だけどユーザー車検は面倒、
平日に陸運局に行く暇がない、と言った場合に
この車検費用が惜しくなければ、便利なサービスだと思います。
ホリデー車検をおすすめできない人。
・調子の悪い車両、改造車に乗っていて自分では整備できない人。
ホリデー車検は代金が安い分サービス内容も最低限です。
そのため、自分で整備ができたり、必要な箇所だけ
整備をお願いできるなど、ある程度知識のある方向けのサービスです。
年式が古い過走行などで調子が悪い、
中古で買った改造車で自分ではよくわからないなど
自分で整備が行えない方は、
素直にバイク屋さんに頼みましょう。
お金は掛かりますが、
プロがしっかりと車検に対応した状態に
仕上げてくれます。
ホリデー車検はこんな人がおすすめ。
・点検整備がしっかりと行き届いた車両に乗っている人
ホリデー車検は、イメージ的には即日で終わる
車検代行といった感じです。
サービスの内容は最低限なので、
車検に通らない状態の車両を持ち込むと
後からお金や時間がかかってしまいます。
また、私が隼を持ち込んだ店舗は四輪の整備工場だったので、
当日不備が見つかっても追加作業ができないので
お客さんに自分で直してもらう必要があると言われました。
とはいえ、不安であれば予約前に一度車検が通るか
検査してくれると言っていただいたので
一度車検場に車両を持ち込み車検が通ることを確認して
もらい予約を入れました。
車検費用を抑えるためにホリデー車検に出したのに、
不合格で整備は別のバイク屋さんに
お願いするとなったら二度手間なので
最初から素直にバイク屋さんにお願いした方がいいです。
・自分で点検整備できる人
車検当日の本番の検査もしくは
予約前の予備検査を受けた際に、
不合格になっても自分で整備できる人であれば、
その箇所だけ直して再度検査を受けることができます。
そもそもご自分で整備をできる人は、
車検整備も手間さえ惜しまなければできると思うので
問題はないと思います。
まあ、その整備ができるのであれば
ユーザー車検でいいのでは?とも思いますが、
手続きが面倒だとか、車検代行でバイクを数日預けるのは嫌とか
平日は時間が取れないといった都合があるのであれば
ホリデー車検が便利です。
ホリーデー車検の受け方
ここからはホリデー車検の一連の流れを書いています。
ウェブ上の操作はPCで行いましたが、スマホでもほぼ同じだと思います。
ホームページで近くの店舗を検索する。
ホリデー車検のホームページを開きお近くの店舗を検索します。
バイク車検の場合は受けられる店舗が限られているので、
しっかりと確認しておきましょう。
ホリデー車検のHPを開き下にスクロールすると、店舗検索ができます。
デフォルトでは全ての項目がチャックされていますが、
バイク車検以外のチェックを外せばより簡単に見つかります。
予約を入れる。
お住まいの地域でバイクの車検を受け付けている
店舗が見つかったら、予約を入れます。
店舗ページからWeb経由で予約することができますが、
電話からの予約の方が、日程の相談などがしやすいのでおすすめです。
予約の確認
予約を行うと予約店舗より車検ガイドブックが届きます。
こちらには車検の日時や見積もり、車検当日に必要なものが記載されています。
私の場合は先に店舗に行ってから予約を入れたので
ガイドブックは渡されず確認の電話が来ました。
バイクだったからなのか、店舗によるのかは分かりません。
車検当日
以下の書類を持って店舗に向かいます。
・車検証
・自動車損害賠償責任保険証明書
・納税証明書(私は無くしてしまったので市役所で再発行してもらいました。)
・車検費用
・車検ガイドブック(店舗から渡された場合)
バイクの鍵と書類を渡せばあとは車検スタッフの方がやってくれるので、待つだけです。
私の場合は15時予約で、時間通り作業開始で30分くらいで終わりました。
その間は飲みをのを出していただいたのでそれをいただきながらのんびりできました。
車検終了後
車検に合格すると新しい自賠責証明と仮車検証(有効期限2週間)がもらえます。
正式な車検証と車検シールは2週間以内に書留で送られてきます。
私の場合は車検翌日に陸運局に車検証の更新に行っていただいたので、
翌日の夕方に店舗に直接受け取りに行きました。
車検証とシールが届いたらナンバープレートにシールを貼り車検は完了です。
最後に
今回はバイクのホリデー車検の受け方に着いて書きました。
私自身ユーザー車検はやったことがなく挑戦しようとしていましたが、
面倒臭い気持ちが勝ってしまいました。
ただ、バイク屋さんに整備を全部任せるよりはいくらか安くなると思うので、
ある程度ご自身でバイクを整備できる方にはおすすめです。
今回は以上になります、ありがとうございました。